
対話時間と折れない心
2025年度の1回生リーダーを努めました君野祥大と申します。
日頃より京都産業大学男子ラクロス部へご支援、いつもありがとうございます。ご声援を下さっている大学関係者の皆様、OBGの先輩方、家族、心から感謝申し上げます。
来年に向けて今シーズンの振返りをしてみれば?しろ!
と半ば強制的に安里さんから言われ
僕だけですか!?
と抗いましたが聞き入れてもらえず
〈回生リーダーとして意識したこと〉
〈Frチームとして大切にしたこと〉
〈新人戦ウィンターステージに向けて〉
〈3年後の自分たち〉
3年後の自分のためにも今の思いを拙い文書で残してみます。
ー 回生リーダーとして意識したこと ー
"誰よりも練習する"
回生リーダーは立場上、注意をしないといけない時があります。
遅刻、サボり、集金期限、など
少し考えただけでも、たくさん出てきます。
これらを全て守れていても上手くないと何をいっても説得力がありません。
同級生を引っ張っていくこともできません。
僕がこのことを意識するようになったのは
みんなにボロクソに言われたからです。
「キャプテンの仕事何もできてないからね」
「お前はりおさんになれるわけないんやからキャプテン辞めろよ」
文字にするのが難しいほど意味が分からないことを言われたこともありました。
(絶対に見返してやる)
という思いで練習してきました。
チームの中で僕より上手い1回生はいます。
始めは嫌々、やっていた回生リーダーですが
誰よりも練習をすることで少しずつ信頼を得れてきたかな、
と勝手に感じています笑
ー Frチームとして大切にしたこと ー
"対話時間"
2週間に1回必ず回生ミーティングをしました。
全ての試合のビデオミーティングをして、全員で振り返りをしました。
スタッフと選手、みんなが本音を言える時間を作って、たくさん話し合いを重ねました。
毎度、かなり揉めて大変でしたがミーティングのおかげで仲良くなり、本音を言える関係を作れたので、今後も継続していこうと思います。
ー 新人戦ウィンターステージに向けて ー
"要求し合い、それに応えようとする"
京都工芸繊維大学と合同チームでの出場になりました。
はじめは単独チームで出たかったという思いもあり
少しネガティブな気持ちもありました。
10月12日から始まった合同練習では
初日から怪我をして離脱する人、1ヶ月きった時に怪我をする人など
それぞれが大変な思いをしたと思います。
このチームで練習を始める時に活動目的と目標を話し合い
目的「要求し合い、それに応えようとする」
目標「予選突破」
と決めました。
それができるチームになるために僕たちは
お互いを "知ること知ってもらうこと"
を大切に2ヶ月、毎週末練習をしました。
回生ミーティングで工繊の人達に求めることをまとめたり、
自分達の良かった点、反省点、出た意見は全て共有しました。
工繊の人達にも僕たちに求めることを送ってもらい
ミーティングを通してお互いが向き合う努力をしました。
12月6日、2勝0敗で予選通過。
この時点でチームの目標は達成できました。
12月14日、合同チーム最後の活動である決勝トーナメントに出場。
予選と同じ対戦相手に2回目の勝利、サドンデスゲームを2回制し
決勝戦へ進みました。結果は
準優勝、関西2位。
最後はサドンデスゲームで負けてしまい
達成感を得ましたがやはり、悔しい気持ちが大きいです。
勝ちの喜び、負けの悔しさ
良かったプレー、悪かったプレー
全てを忘れずにこれからの練習に励みます。
この結果を手にするにあたり
自分の大学の後輩のように親身に指導して下さった
京都工芸繊維大学の育担の方には本当に感謝しかありません。
1つのチームとして共に挑み、感情を共有できた工繊の同級生とは
これからは良きライバルとしてリーグ戦を盛り上げていき、
2年後には1部リーグで対戦していたいです。
ー 3年後の自分達の姿 ー
"尊敬されるチーム"
3年後どうなっているか、どうなっていたいか…
僕なりに"尊敬されるチーム"について考えました。
ラクロスのプレー面だけじゃなく、部員全員が自分達はもちろんのこと
周りの人のことも考えて行動することが大切だと思います。
その立ち居振る舞いが称賛されることだと思います。
これができれば、チーム理念の一つである
「我々思う、ゆえに我の強さあり」
を全員が体現できているのではないかなと思います。
そのような3年後を思い描いて更に良いチームへと発展、成長させ
Vigorousの文化と伝統を繋いでいきます。
我々思う、故に我の強さあり
君野 祥大


