2024年度京都産業大学体育会男子ラクロ部(Vigorous)の主将兼OFリーダーを務めました、
川西 虹輝と申します。
まず初めに、日頃からVigorousのご支援,ご声援してくださっているOBOGならびに保護者の皆様、学校関係者の方々、その他すべての方々にこの場をお借りしてお礼申し上げます。
有難うございます。
引き続きVigorousへのご支援、ご声援をよろしくお願いします。
きっとこのブログを読んでいる、安里さんは定型分のような挨拶はいらんねん!と思っておられるかと思いますが、
まずは自己紹介と関係者の方々への挨拶は、”我々を思う”(読み手を含めて)上で大切だと思い、
このスタンスで書かせていただきました笑
前置きが長くなりました。
引退ブログという事で、4年間を振り返って思う事を書きます。
①感謝
②”勝つべくチーム”を目指して感じた事
この2つに絞って書きたいと思います。
①”感謝”
入れ替え戦後、敗北した悔しさもある中、スタジアムの外で京産大アスレチック(体育会本部編集局)の取材を受けました。
その取材の中で「4年間のラクロス人生を一言で表すなら?」という質問を受けました。(4回生の皆んなも考えてみてください)
不意の質問に一瞬は考えましたが、4年間振り返ったすぐに”感謝”という言葉が出てきました。
理由は、ラクロスを通じて出会えた人達によって成長させてもらえたこと。
また、当たり前のようにラクロスができた環境にも”感謝”したいという理由からです。
まず、ラクロスを通じて出会えた人達によって成長させてもらえたことについて書きたいと思います。
本当に4年間色々な人に出会い、色々な出来事がありました。
入部した年に3部リーグ降格、
そして1年の冬にチームの核を定める為、
チーム理念•チーム名•チームロゴ•ユニホームを新たに決めました。
この過程で、これでもか!という程、明るいチームの行く末を想像しながら”対話”をした
安里さんやいっくーさんやひなたには感謝しかありません!
そのおかげで、
強さだけを追い求めようとしていた当時の私に、魅力のある組織(応援したくなる組織)の在り方について深く考えさせられました。有難うございます!
その1つの方法として、
組織を創り上げていく際に、多様な価値観が存在し、上手くいかない時でも、
「対話」という”手段”を用いて
•まず相手が何を考えているのかを理解し
•組織にとって何が1番良いのかを共に考えることで良い方向に進むという事を学びました。
これは簡単に聞こえますが、
強さだけを求めたり、“我”(自分)が強すぎると、強引に考えを押し付けたり、相手に寄り添うことができず、考えや想いを共有できませんし、
一方で調和を図りすぎると、衝突や嫌われる事を恐れ、本音での”対話”ができず、チームが良い方向に進まない。
このバランスが非常に難しいですが、
「チーム(我々)にとって何が1番良いのか?」この考えを軸に持つ事で、上手くいかない時も、前進する事ができるということを学びました。ありがとうございました! #感謝
2つ目の環境に”感謝”について触れていきたいと思います。
4年間、当たり前のように二軒茶屋で練習ができ、
公式戦に出場し、今年は入れ替え戦の舞台で試合ができました。
これは、学校やラクロスの運営をしてくださる方の協力がなければ、成り立ちません。本当にありがとうございます。
また個人的に忘れられないシーンとして
入れ替え戦の敗戦後、スタジアムを見上げたあの場面と感情。
そこには多くのチーム関係者が、
スタジアムに足を運んでくださり、スタンドに響きわたる”声援”や”拍手”をくださりました。
それは近年、成績不振が続いてたチームですが、世代を超えた”一体感”や”温かさ”を感じ、
今年1年間テーマに掲げてきた「一体感のあるチーム」を目指し、その1つとして力を入れて取り組んできた、
広報活動による情報発信(SNSやHPやパンフレットなど)や集客などの取り組みの成果に、
少し手応えを感じた瞬間でもあり、
“悔しさ”に勝る、感動に近い(言葉で表すのが難しい)ものを感じました。
その環境を作ってくださった、学校、ラクロス運営、
そして会場まで足を運んでくださったチーム関係者の皆様、本当にありがとうございました! #感謝
そして、
きっと来年は「8年ぶりの1部昇格」を目指すと思います。
もちろんそこを目指すのは大前提として、
入れ替え戦やリーグ戦で感じたように、
Vigorousにはたくさんの応援してくれださるチーム関係者がいます。
その声援は、私たちを元気をづけてくれますし、
頂いたご声援やご支援を、次はレスポンスする側として、
”元気”や”ワクワク”を与えられるような、プレーや行動をできる組織を目指して欲しいです。
その具体的な取り組みは、きっと試合中のプレーだけではなくて、普段の様子や会場での行動(挨拶や道具の整理整頓や組織を巻き込んだ応援など)が創り上げていくものだと思います。
そうした意識の積み重ねが、きっと「応援したくなるチーム」の醸成に繋がると思います。
ただ強さだけを求めるのではなく、関係者を巻き込み、魅力溢れ、応援したいと思われるにチームとして、1部昇格•その先の関西制覇を目指してください!
「我々思う故に、我の強さあり」
②”勝つべくチーム”を目指して感じたこと。
結果だけで言えば、今年は「7年ぶりの1部昇格」を目指して取り組んできました。
その過程で、大切だと感じたことは
•「チームで決めた事を全員でやり切ること」です。
「チームで決めた事を全員でやり切ること」
これはどんなことでもいいです。
今年で言えば、”道具の整理整頓”や”集散のダッシュ”や”練習中の声掛けの質”だと思います。
この決めた事をどれだけやり続けれるかで、
練習の雰囲気が変わり、組織の軸の強さが現れると思います。
逆にやる!と決めた事を1人でも適当にすると、
伝染し、やる人•やらない人がいる、なぁなぁの組織になり、面倒くさいことから逃げ始めるようになると思います。
※それを途中で気づき、注意し、止めるのも大事ですが、
まずは全員で最後までやり続けようとする意識の方が、もっと大事だと思います。
ラクロスはほとんどの人が、初心者から始めるスポーツで、
やればやるだけ上手くなるし、可能性は無限だと思います。
だから競技力向上に努めるのは、当たり前として
細かな”約束事”を全員で守れるチームは、組織としても強いなと感じました。
「約束事を守り、全員が同じ方向を向いて、やり抜く」
どんなに上手い選手が揃っていても、組織としての方向性がバラバラだと勝てません。
一方で、多少の技量が劣っていても、チーム力で勝利を掴み取ることができるのが、ラクロスを含むチームスポーツの魅力だと思います。
来年度以降も、”勝つべくチーム”を目指して、
技術力向上に加え、全員が同じ方向を向いて、頑張って欲しいと思います!
(4回生だけ、Aチームだけ、ではなく「全員」が”約束事”に対して、妥協なく取り組むチームが最強)
最後になりましたが、今後とも魅力溢れるVigorousの温かいご支援•ご声援を応援よろしくお願いします!
ラクロス部に入部したことで、出会えた人達•思い出•学びに感謝したいです。
素敵な4年間をありがとうございました!
24年度 主将兼OFリーダー 川西 虹輝