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2022

2022年度新課長挨拶 企画広報課長 越智真愛

2022年度の企画広報課長を務めさせて頂きます、新4回MGの越智真愛と申します。


平素より京都産業大学男子ラクロス部を応援して下さりありがとうございます。OBOG並びに関係者の皆様に深くお礼申し上げます。特に保護者様とは昨年以降多くの場で交流することが増え、私が保護者様と弊部を結びつける重要な立ち位置にいる事をその都度実感しております。今年もよろしくお願いします。


企画広報課は、外に対して弊部を発信していく活動を軸としています。具体的にはSNSや新歓などです。私はSNSの更新等を担当していますが、つい先日インスタグラムのフォロワーが1000人を超えました。その瞬間琴里と真尋が同時にお祝いストーリーを出してくれたのも良い思い出です。嬉しい。この役職に携わって本当に弊部が多くの方々に支えられていることを感じました。これからもよろしくお願いします。





さて、頑張って広報の事を書こうとしたのですが、意気込みが「とりあえず次はフォロワー1100人!」と「今年も新歓頑張る☆」しか出てこず、このままでは小学生の作文以下なので、今回は自分のこれからについて勝手ながら綴らせていただきます。新歓についてはいつか隊長とその相棒たちの誰かが語ってくれることを期待しています。




私たちのチームの昨年の結果は全敗。試合に負ける度、私に出来た事と言えば負けて重くなった選手の足を無理やり持ち上げさせ、試合会場を後にすることだけでした。本当に無力だったと思います。私たちは誰よりも一番近くで彼らの努力を見てきました。それが私たちの役目であり、その成長を見ることが私たちの何よりの楽しみだからです。大切な仲間の努力や頑張りは必ず結果に、勝利という形に繋がるものだと信じていました。しかし昨年の結果からは自分達のやっていること全て否定されたようしか感じませんでした。そして一勝もせずに3部降格が決定しました。




努力が決して実るものではないと昨年痛いほど実感しました。しかし京産には過去にどん底から這い上がった歴史があります。後継の私たちにもきっと出来るはず。またその歴史の裏には想像出来ないような努力と涙があったに違いありません。将来FINALで戦うことのできるチームになるには、私たちもそれを経験して強くならなければいけません。個人個人で出来ることは変わってくるでしょう。




それでは私には何が出来るのか?

たかがスタッフの1人に過ぎない自分に何が出来るのか、ずっと考えてきました。ラクロス生活も折り返し地点にきた時、このまま終わるのがどうしても腑に落ちませんでした。だって四年間も懸けるんだもん。ちょっとくらい欲出して「俺らに真愛は必要だ!」って言われてみたかった。私だからできることがきっとある。必死に模索しました。しかし香奈の選手を鼓舞する力も、琴里の圧倒的女子力も、きくの温かな包容力も私にはありません。どれも彼女たちだけの強みであり武器です。それに引き換え私はどうだ?特に力のない私は何年後かに思い出された時「そんな子いたよねどんな子だっけ」と言われる平凡マネージャーAの存在にすぎません。こんなんで終わりたくない。そんな時に私はなんとなく審判員としての活動を始めました。





なんとなく始めた審判は最初は右も左も分からなくて苦労の連続でした。ですが、私は悔しくて悔しくて絶対出来るようになってやる!と意気込んで、そのガッツ精神だけで派遣に行き続けました。これだ!これなら私に出来る!途中そう強く感じたのを覚えています。そして新規で未熟な身であるにも関わらず、昨年は15試合以上の派遣試合を経験させて頂きました。チームに教えて貰える人がいなかった私にとって派遣で出会う先輩方は全員が先生です。審判関係者の方々いつもありがとうございます。




選手がより技術を求められるのならば、それはスタッフも同じこと。私は審判員としてまだまだ至らぬ点が多くあります。これから私が求められることは、より正確なジャッジを下せる審判員となり、常にチームに安定した練習をもたらす存在になること。そして自分のジャッジに責任を持ち、それを伝える事です。私はチームでジャッジについて責められた時「だってあんたが悪いんじゃん!」とすぐ逃げてきました。「どうせ分かってもらえない」という決めつけからです。しかしこれからは絶対に目を見て真っ直ぐ向き合おうと決めています。分かって貰えなかったら何度も何度も説明します。しつこくても嫌われてもそれが私に出来る最大限のことだと思っています。




また今年はたくさんの後輩が「審判やりたい!」と声を挙げてくれました。本当に嬉しかった。彼女たちの手本となり、チームの誇りとなる審判員になることが私の目標です。私の尊敬する2人の審判員、七海さんとペーニャさんのようにチームに必要とされたい。昨年は本当に苦労しましたが今年やっと京産の失われた審判の伝統の再構築を始めることが出来ます。私にしか出来ない。私だから出来ると思っています。




この道が正しかったのかなんて分かりません。平凡マネージャーの私は最後まで平凡で終わるのかもしれません。また結局選手が勝利することがスタッフである自分達のやり方が正しかったことを証明する最大の手段です。どれだけ時間管理をしてもテーピングを巻いても戦うのは選手です。彼らに強くなって貰わなければなりません。だからこそ私たちは各々が最大限のサポートを展開していきます。今年はたくさんの笑顔が花咲き、みんなの歓喜の声が青空に響き渡りますように。一緒に頑張ろうね。



長くなりました。

下克上の再来する今年一年が、そして私たちにとってのラストイヤーが輝かしいものとなり、次引退ブログを書くときにはやり切った!!と書いている自分がいれば良いな、と思います。次はドラちゃんよろしくネ

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