2025年度DFリーダーを務めさせていただきます。新4回生の佐敷翼と申します。まず初めに、OBOG、保護者、並びにラクロス関係者の皆様、日頃より京都産業大学体育会男子ラクロス部VIGOROUSを応援していただき誠に有難うございます。この場を借りてお礼申し上げます。
そして次に、私をディフェンスリーダーとして推薦してくださった方々にお礼申し上げます。
私の人生でリーダーというポジションをやらせていただく機会は1回もありませんでした。なぜなら、私は率先してチームを引っ張っていくような人間では無いからです。私にとってリーダーとはみんなの前に立ち、道を切り開いていくとてもかっこいいポジションだと感じていたからです。リーダーというポジションが少し眩しかったのかもしれません。このような思いから、私はいつしかリーダーに向いている性格では無いし、「なりたくない」とすら思っていたのです。そんな中で、私をディフェンスリーダーになる決意を持たせてくださったのが前副主将であり、ディフェンスリーダーの岸田崇です。私は、この人の背中を見て練習してきました。岸田崇は、このように言っていました。「自分は陰キャラだよ。だから自分からはっきり言えない」と。このような言葉ではありますが、私の中でリーダーとは引っ張れる存在でなければならないという勝手な妄想があったことに気づかせてくださいました。リーダーという像にも様々な形があり、引っ張っていくことだけが良いリーダーとはならないことを知りました。
なので、私はこのように考えました。
「みんなを支えてあげられるようなリーダーになろう」
引っ張っていくだけがリーダーとは限らないと知った今だからこそ自分にできることは何かと考えた結果このような結論になりました。
支えてあげるという言葉にも様々な意味があると思っています。精神的支柱になり、プレーでみんなを支えること、経験の浅い後輩の指導にまわり成長をサポートすること、ハードワークをいとわず、味方の負担を減らすこと、新しい後輩を馴染みやすくするようにサポートするなどがあると考えます。この中で私はハードワークをいとわず味方の負担を減らすことを目標にしていこうと考えています。
みんなが自分を見て、こんなにハードワークができる選手がいる、こんながむしゃらにボールを追える人がいる。自分も頑張ろうと思ってもらえるような人材になりたいです。
お話が長くなってしまいましたが、
「私はみんなを支えてあげられるようなリーダーになりたい!!」ということだけを強調させてください。理想のリーダーにはなれないかもしれない。ですが、それだけがリーダーとは限らない。自分ができる、自分の性格にあったリーダー像を描き、背伸びをせず、1歩ずつ着実に成長していきたいと思っています。
私は、1部リーグに昇格させ、後輩に1部で戦う機会を与えてあげるられるように日々頑張っていきます。
こんな性格の私ですが、応援していただけると幸いです。
最後に、憧れの先輩にも恵まれ、同期には刺激を与えてくれる人達がいっぱいいて、後輩には、向上心が高い人たちもいる。ラクロス部に入って本当によかったなと心の底から思いました。この1年という短い間ではあります。それでも、何卒、京都産業大学体育会男子ラクロス部VIGOROUS の応援をよろしくお願いします。
DFリーダー 佐敷翼