2024年度京都産業大学男子ラクロス部のスタッフリーダーを務めさせていただきます、新4回生MGの塩路ひなたです。
初めに、OBOG並びにラクロス関係者の皆様、日頃より京都産業大学男子ラクロス部を応援、ご支援してくださり、ありがとうございます。今年も応援のほど、よろしくお願い致します。
人生で初めてこういったブログを書くので、まとまっていない部分もあるかもしれませんが、最後まで読んでくださると幸いです。
2022年度2部３部入れ替え戦vs大阪経済大学＠宝ヶ池球技場
正直あの試合を終えた後、何も考えられなかった。私たちの代が目標にしていた関西制覇が物理的に不可能になったし、2部にふさわしいチームをいっくーさんやかなさんを筆頭に作り上げてくれていたからこそ、23年度も3部ということがそう簡単には信じられなかった。
掲げていた目標が達成できなくなってしまったからこそ、私は選手たちのラクロスに対するモチベーションが無くなっていたらどうしようとすごく不安だった。
でも、去年の名古屋遠征。夜の本音会でみんなはなんて言ってくれたか覚えているかな。
「今年こそ絶対に2部に上がる」
「やっぱり勝ちたい」
そういった言葉をたくさん言ってくれて本当にうれしかった。安心と嬉しさとで思わず涙が出た。やっぱり私は選手のみんなが輝ける舞台づくりのサポートを最後までやりたいと心から感じた。こういう言葉が私の原動力であり、やっていてよかったと思える瞬間かもしれない。
そして2023年、リーグ戦規約により3部の上位2チームは自動昇格という形になった。京産は全勝3部1位でリーグ戦を終え、2部へと昇格した。
なんかやりきれないというかやっぱり最後入替戦を行って、勝って昇格したかったという気持ちも少なからずはある。このぬるっと昇格したままでは本当に2部のチームだとは言えないと思う。選手だけじゃなくて、スタッフもそう。
そのためには何が必要か。
一人一人がチームで、一人一人がいるからこそチームが成り立っているということを “お互いが認識すること” が選手を支えるスタッフ組織に必要だと思う。
24年度はスタッフ目標を決めていない。マネージャー目標、トレーナー目標をそれぞれ設けた。なぜか。
スタッフも “チームの一員である” という認識を改めて持ってほしいから。
どこか選手は選手、スタッフはスタッフのように分けて考えていることは無いだろうか。スタッフもチームの一員なのだから、スタッフ目標を定めるのではなく、チーム目標・理念にふさわしい姿でいることが組織としてよくなるのではと感じた。
選手にもOF・DF・G・FOとポジションがあるように、スタッフにもMG・TRがある。それぞれの役割の中で目標に向かって切磋琢磨する。最高のMGと最高のTRが合わされば最高のスタッフ組織になるに違いない。
こんな思いを込めた24年度MG目標は
「一人はみんなのために、みんなは一人のために」
個々の苦手分野を共有し、全体で互助し合うことで、個々の強みを高め合うことができMG組織全体の質向上へ繋がると考える。
そのために日々の練習から一人一人が責任をもって行動し、積極性に溢れる組織をみんなで作り上げる。
最上回生だけで決めたのではなく、MG全員で意見を出して決めた。MGのみんなありがとう。 “みんなで” 最高のMG組織を作り上げよう。
そしてTR。人数が少なくて仕事を抱え込むことが出てくるかもしれない。無理しないことを約束してほしい。もちろんTRにしかできないことは頼りまくる。でも“スタッフ”としてできることは分担。つぶれちゃったら元も子もないからね。
私は優柔不断だし、今はまだ自分の判断に100%自信が持てない。だからみんなの意見をすごく求めると思う。その時は助けてほしい。でも、みんながつらい時、困った時は私についてきてください。絶対置いてきぼりにはしない。約束します。
こんな素敵なメンバーに囲まれながらラスト1年を過ごせること、楽しみで仕方がない。みんなよろしくね。
そして私にとって切っても切り離せないもの。
“審判”
24年度はPJ代表を務めさせていただくことになりました。（まだ候補ですが、、）
最初はただラクロスに詳しくなりたかったのと、試合を先導するまいさん、ことねさんがすごくかっこよかったってゆう、ほんとに軽い気持ちだった。
でもたくさんの審判お姉さま・お兄さま方に育ててもらって、審判が大好きになった。
本当にありがとうございます。今年も精一杯頑張ります。
2回生の頃からあいらとの目標だった「3回生のうちに必ず2級に昇級すること」
だって1部に行くチームには絶対上級審判員が必要だと感じていたから。
叶えたね。あいら、一緒に頑張ってくれていつも励ましてくれてありがとう。
選手のみんな、ルールはひなたとあいらに任せてください。
もったいないミスでプレーを引っ張らせはしません。
最後に。
私は去年、自分の存在意義が分からなくなってしまって少しの間休部をした。でも結局休んでいる間もずっとラクロスのことを考えて、後悔もして、今思えばあの時の私は逃げただけ。本当にごめんなさい。でもだからこそ、スタッフリーダーをやらせてほしいと同期スタッフに伝えました。任せてくれてありがとう。
私の存在意義は
“選手のみんなが1秒でも長くラクロスができるように精一杯サポートするため”
これに尽きる。ラクロス部に対する気持ちはだれよりも強いし、本気です。
このメンバーで負ける未来が見えない。最後うれし涙で引退する姿しか想像できない。
1部昇格。やれる自信しかない。
勝利へ導く女神は私達だ。
24年度スタッフリーダー 塩路ひなた
