2024年度の主将を務めます新4回生の川西 虹輝と申します。
OFリーダーも兼任します。宜しくお願いします。
まず初めに、OBOG、保護者、並びにラクロス関係者の皆様、日頃より京都産業大学体育会男子ラクロス部VIGOROUSを応援していただき誠に有難うございます。皆様のご支援のおかげで、部活動が行えていることを心から感謝しております。
引き続きVigorousへのご支援、ご声援をよろしくお願いします。
早いようで私も学生ラクロスのラストイヤーを迎えた。1年次のサマーではアメフトの防具をつけて試合に出た事、ウィンターでは負けた後にクロスを叩きつけて、安里HCから長文のお叱りLINEを頂いた事、デカさんに死ぬほどラクロスを教えてもらった事などがたくさんの思い出が最近のように感じる。
そして最近になってやっとルールを覚えてきて、人を後ろからタックルしない事、頭より上を叩かない事など理解してきた。そんな中、迎える最後のシーズン。
今シーズン大切にしたいテーマがある。
それはみんなが「このチームで良かった」と思えるチーム作りだ。
これを読んだ人の中には、”7年ぶりの1部昇格”じゃないのか!?と思った人もいると思う。もちろん、そこを目指すのは大前提で、その先の理念創設から5年以内の関西制覇をするチーム作りを目指すのは必要だ。
じゃあなぜこのテーマを掲げたのかというと、年末に学生日本一を達成した日本体育大学のzoomに出席して、
“なぜラクロスをしているのか”
”ラクロスを通じて何を得たいのか”
“どんなチームになりたいのか”
について考えさせられたからだ。
結論は”勝利だけを求めるのはちがう”という事だ。
日体の主将は日本一になり、何か変わりましたか?という質問に対して、
「特別変わったものはない。日本一になったからといって偉いわけでもないし、プロになれるわけでもない。だけど、スタジアムが揺れるくらいの中でプレーできた経験に1番感動した」と話しておられた。
このスタジアムが揺れるくらいの応援があったのは、部員や学校関係者やOBOGが日体というチームが好きという共通の想いがあったからだと思う。
これは勝利だけを求めていたら作れないものだと思う。そして私が目指したい姿だ。
例えばとても強いけど、
問題行動ばかりする→学校からは応援されない
トップチームの選手がだらける→ベンチ外の選手は応援したくなくなる
OB OGとの繋がりがない→応援はないと思う。
だからみんな(部員、OB OG、学校関係者)が「このチームで良かった」と思えるチーム作りを目指したいと思う。
じゃあ、その為に何をするべきなのかが大切だと思う。
答えは”理念”に書いてあると思う。
ここを体現できれば、必然と「このチームで良かった」に近づくと思う。
今年度からは複数のカテゴリーに分かれる事になるが、全てのカテゴリーで目標に対して貪欲に取り組む姿、チームメイトや環境や関係者や審判に感謝する気持ち、ラクロスを盛り上げる為の取り組み
(学生、クラブ関わらずビッグゲームの試合観戦、学連運営への積極的な協力、日清食品の商品をいっぱい食べるなど)を真剣に行うことで
入れ替え戦ではベンチもスタンドも一体感が増し、勝つべきして勝てるチームになれると思う。そこを目指したい。
2年間、3部リーグに所属し”どんなチームになりたいのか”は定まった。あとは体現するのみだ。
“先代達の思いをつなぎ新たな歴史を作る”
「我々思う、ゆえに我の強さあり」
川西虹輝