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2022

2022年度新幹部挨拶 副主将 森 拓夢

今年度副将を務めさせていただきます。

新3回生の森拓夢(こゆび)です。


まず初めに、この場をお借りして日頃より京都産業大学男子ラクロス部の活動にご支援・ご声援を頂いております、保護者の皆様、OB・OGの皆様、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

今年度もどうぞよろしくお願い致します。



去年の入れ替え戦で同志社大学に負けた時の悔しさや絶望感は今でも忘れられません。何度も動画を見返しては「あの時こうしとけばよかった」「もっとできることがあったのではないか」そんなことをずっと考えていました。

しかしいくら考えても結果が変わることはありませんでした。「あんな思いをしないようもっと強くなりたい、もっと上手くなりたい」そんな思いで今年を迎えました。


新チームが始まって約2ヶ月。この思いは今でも変わりません。しかしそれがどれだけ自分軸のことであったのか、チームのことを考えるのがどれほど大変なことなのか、それを痛感しています。

去年まではチームを引っ張ってくれる4回生がいて、その背中を見ながらついていくだけで必死でした。こう聞くと響きはいいですが、言い方を変えると先輩たちに甘えっぱなしになっていました。もちろん今年も頼もしい4回生さんたちがたくさんいるのでたくさん頼らせてもらうつもりです。しかし副キャプテンという立場になったからには去年のように先輩たちに甘えてばかりではダメだなと思っています。



2月、3月は4回生が就活で忙しいということもあり、下級生リーダーである自分がチームキャプテンをやらしていただいています。その中で「しっかり目的を伝えること」がチームを引っ張っていく上で大切だなと思うことが多々あります。

キャプテンや副キャプテンが「今日からこれをします!」と言っても、なぜそうなったのか、どういう目的でそれをやるのか、これがなければチームメンバーは結局やらされるだけになってしまい、ただ言われたことをなあなあにこなすだけになってしまいます。そうならないためにも全員で目的を共有して1人1人が考えて動けるようにする必要があると思います。


しかし、ここで難しいのがただアウトプットするだけでは伝わらないことが多いということです。安里さんもおっしゃっていましたがこっちが伝えたつもりでも、時間が経てばそういえばそんなこと言ってたなーなんてことはよくあることです。1回じゃ伝わらないのであれば何回も言ったらいいし、何か不満があるなら耳を傾けて向き合わなければいけません。そこを妥協してしまったら結局チームを変えることはできないし、強くなることもできません。


また伝える側としてそれに相応しい人間である必要があると思います。この人の言うことは聞きたくないなと思われたら何をどれだけ言おうと何も伝わりません。人に言う前に自分がちゃんとやる。当たり前の事かもしれませんがこれが一番大切なのではないでしょうか。



今年1年は先輩たちに任せっぱなしになるのではなく、下級生が下から底上げできるようなチームを作っていきます。もちろん先輩方には「今年は絶対2部に上がる」と言う強い気持ちをもってチームを引っ張ってもらいたいと思っています。しかし来年2部で、再来年1部で戦うのは誰なのか、それを下級生たちが自覚できなければ2年後の1部優勝は見えてこないのではないでしょうか。

そのためにはプレー面でもプレー以外の面でも4回生に頼りっきりになるのではなく、下級生が主体的に取り組まなければいけません。まずは自分から意識を変えて様々なことに取り組んでいきたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


次はキララさんお願いします!


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